みんなの作品集(3)
■ディンギー
以下、浦田さんの文章をそのまま紹介します。
「’96年に“ウッデンボートマガジン”を購読しているうちにボートビルディングに魅せられ早速、精巧なディンギーの模型を$79で購入し1ヶ月で完成させその後、同型の実物大の設計図面を$50で購入し製作を始めました。
木工ボンド、木ネジ、コーキングで接合していましたが雨に打たれて剥れる所があり接着剤についてあれこれ悩んでいる時にエポキシの存在を知りました。
永瀬さんに送っていただいたエポキシブックを参考に、出来上がっていた箇所の補強からやり直しました。
おかげで以前使っていた木ネジも不要になり、その後の作業でもほとんど木ネジを使わず完成させることができました。」
船種 Catspaw Dinghy
全長 380cm
重量 60kgくらい
製作期間 7年
材料 檜
進水式場 熊本県宇土マリーナ
ビルダー 熊本県 浦田
ディンギー、かっこいい!
ボート自作ではやっぱりエポキシは欠かせませんね。by永瀬
■ストリップカヤック
ベアマウンテンボートの14フィートベンチャーというカヤックです。
仕上げ塗装は、WR-LPUのマーサーグリーン。
by西田(北海道)
グリーンの船体が落ち着いた感じでいいですね。
by永瀬
■ストリップカヤック
ベアマウンテンボートの17フィートエンデバー。
仕上げ塗装は、WR-LPUのクリヤー。
by酒匂(東京都)
エンデバーはすごくかっこいいカヤックです。
by永瀬
カヌー・カヤックの設計図はこちらで取り扱っています。→
WOODEN CANOE
■保温ボックス
ポリスチレンフォームで保温ボックスを作ってみました。容量は約130Lくらいです。
By ヒロウッデンカヌーショップ 永瀬
(左)まずは、ポリスチレンフォーム(断熱材)で箱とふたを作る。
(中)外側に合板を張り、さらにファイバーグラッシングする。
(右)内側は直にファイバーグラッシングする。
完成の図。
全体のファイバーグラッシングが終ったらサンディングして塗装する。水抜き用のパイプとコック、コックは取り外しでき、キャップを付けておくこともできます。持ちやすいように両側に持ち手を付けました。本体とふたがきっちり合うように段差を付けてあります。
■風呂
ロサンゼルス在住の吉富さんよりメールいただきました。
「ご存知のようにこちらでは深いお風呂がありません。ポータブルスパなどは販売されていますが、自宅の庭に合ったサイズのものが見つかりませんでした。それでは自分で作れないか?と思案中にエポキシに出会いました。
1.5cm厚の板で箱を作りエポキシを3回コーティング。サイズは約 95cmX120cmX60cm。
周りを木材で補強して、底や側面に断熱材を入れて表面を化粧板で覆って完成。
お湯でエポキシが軟らかくなったり変形しないか心配でしたが、なんの問題もありませんでした。ガーデンホースでお湯入れ、日本製の温水ヒーターで保温、排水は底につけた排水口からガーデンホースで庭の芝生に散布。
数年ぶりに深いお風呂(それも露天風呂ですし)に入れたときは感動ものでした。」
やはり日本人には風呂が大事。エポキシを駆使すればなんでも作れます。
by永瀬
■アウトリガーカヌー
「因みに、安定性が良くなく、見ての通り仮設のアウトリガーつけてます。 そんなこんなで余り良い出来では無かったです。 最初に作った船ですから、浮いただけでも良しとするべきなんでしょうかね。 次回は、人に自慢できる船を作るつもりです。」
「GLラボで話題になってる櫓を僕も作って見ました。因みにこれは、三本目です。
三本目にしてようやく満足の行く性能の櫓が出来上がりました。
一本目は使い物にならず、二本目は出来映えは良かったものの、調子よく漕いでたらばっきり折れてしまいました。
製作方法は、カヌーのステム材やヨットのデッキビームのように積層して、カーブをだしました。
接着剤はT-88・表面は#1エポキシをコーティングしています。
普通のパドルとかオールに比べて、非常に大きな力がかかるので強靭かつしなやかな弾力のあるものにするのに、苦労しました。
因みにこの櫓と自作のアウトリガーつき16フィートカヌーで安定性を持たせる為にしこたまバラスト載せて、座って漕いで時速8~9kmを達成しました。
一人乗りの手漕ぎの船にしては、相当速いらしいですね。
立って漕げば、より速いでしょうが船がイマイチなので今度は船の方を何とかしようと思います。
因みにサイズは、全長3m前後です。」
製作者:相沢(宮城県)
いろいろと試行錯誤がみられますね。さらに改良を重ねればずっとよくなるでしょう。 by永瀬
■サーフボード
「ベニヤ製手作りサーフボードBeny1号と2号が完成しました。
普通のサーフボードのようにウレタンフォームは使ってなくて内部は空洞なので独特の乗った感じが味わえるようです。でも乗り心地はいまひとつでまだまだ開発の余地があるようです。」
製作者:菅谷(茨城)
わたしはサーフィンしないので乗り心地とかよく分からないですが、もし私がサーファーならボードは絶対自分で作るでしょうね!(^^)!
by永瀬