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目的別商品ガイド

エポキシ作業に必要なもの。目的別の商品ガイド

あなたは何にエポキシを使いますか?
エポキシ作業に必要な基本的なものは大きく次の4つに分けられます。

(1)エポキシ / 接着剤 / フィラー / ファイバーグラス

→ 低粘度エポキシ | パテ | 接着剤 | フィラー | クロス
これがなければ始まりません。目的に合ったエポキシや接着剤を選びましょう。
エポキシのほかに、粘度調整やパテを作るならフィラーが必要です。
ファイバーグラッシングや補強にはファイバーグラスが必要です。様々な種類のものがあります。

(2)エポキシ計量や混合のための道具

→ 計量・作業道具
エポキシは正確な計量が必要です。
体積比で量るなら目盛り付カップが便利です。重量比で量るなら目盛りの無いカップでも大丈夫です。
計量したエポキシを混ぜるのに道具が必要です。混合ヘラがおすすめです。

(3)塗るための道具

→ 計量・作業道具
細かい所へのエポキシ塗布にはグルーブラシやペイントブラシが便利です。曲面にはハケがおすすめです。平らな広い部分にはフォームローラーが便利です。
ファイバーグラッシングにはハケやローラーの他にスクイージー(ヘラ)が必要です。フィレッティング(パテの盛り付け)やエポキシ注入にはシリンジもあると便利です。

(4)その他にも・・・

●保護手袋 → その他
エポキシを扱う時は必ず保護手袋を着用してください。繰り返し接触すると稀に炎症を起こすことがあります。

●洗浄用の溶剤 → 塗料
エポキシを使ったハケなどの道具を洗ったり、エポキシの汚れを拭き取ったりするのに必要です。エポキシにはラッカーシンナーがよいでしょう。

●屋外での使用にはエポキシ保護塗料 → 塗料
エポキシ作品を室内で使う場合は問題ないですが、ボートなど屋外で使うものには紫外線による劣化から守るために塗装が必要です。スパーウレタンヴァーニッシュ(油性ニス)やペナントトップサイドペイント(水性ポリウレタン塗料)がおすすめです。


次に具体的に何が必要か説明しましょう。

■木製のカヌー/カヤック/ヨット/ボートの製作・コーティング・修理

シルバーチップマリンシリーズの5つの製品で全て対応できます。
「シルバーチップエポキシ」(ファイバーグラッシング、コーティング用)
「ゲルマジック」(木材、ファイバーグラスなど多孔質な材料用の接着剤)
「メタルウェルド」(金属など非多孔質な材料用の接着剤)
「EZフィレット」(硬質のフィレッティング用パテ)
「クイックフェアー」(研磨が容易なフェアリング用パテ)

または万能タイプの「システムスリーエポキシ」C15エポキシC44エポキシ でも作業はできます。
ファイバーグラッシングにはファイバーグラスクロスやファイバーグラステープが必要です。またファイバーグラッシング作業にスクイージーは欠かせません。
接着、フィリングに使用するにはフィラーが必要です。
屋外で使用するボートにはエポキシの上に塗装が必要です。スパーウレタンヴァーニッシュかペナントトップサイドペイントがおすすめです。

■FRPボートゲルコートブリスター(オズモシス)の補修

FRPボートのゲルコートブリスター(オズモシス)の補修には、万能タイプの「システムスリーエポキシ」「クリヤーコート」C15エポキシC44エポキシがよいでしょう。
フェアリング用のパテは「クイックフェアー」がおすすめです。
自分でパテを調合するなら、研磨しやすいフェノリックマイクロバルーンがおすすめです。
ゲルコートブリスターの補修方法について詳しくは「ゲルコートブリスターの補修ハンドブック」を参照ください。

■木工

●目止め、木固め、木口固め
「システムスリーエポキシ」でほとんど対応可能です。
木材によりよく浸透させるには「システムスリーエポキシ」より粘度が小さい「クリヤーコート」がおすすめです。

●木材の接着
たれにくくて使いやすい「ゲルマジック」がおすすめです。
万能タイプの「システムスリーエポキシ」フィラーでも接着は可能です。

●コーティング
防水のためのコーティングなら「シルバーチップエポキシ」「システムスリーエポキシ」C15エポキシC44エポキシがよいでしょう。 C15エポキシとC44エポキシはほぼ無色です。シルバーチップエポキシとシステムスリーエポキシは多少色が付いています。

■木材の補修

腐って欠損した木材の修復には、「システムスリーエポキシ」がおすすめです。
エポキシでの補修前に防腐剤(ティンボア、ボレートロッド)で処理しておけば今後の腐食の進行をストップすることができます。
システムスリーエポキシ、フィラー、防腐剤などがセットになった「木材補修キット」もあります。小規模な補修であれば「木材補修キット」で十分に対応できます。
木材の補修について詳しく解説した「木材の補修ハンドブック」もおすすめです。
◎木材補修の方法について詳しくはこちらです。

■サーフボード/セールボード製作・修理

「シルバーチップエポキシ」C15エポキシC44エポキシがおすすめです。
細かい傷や穴の修理や外れたフィンの接着には「システムスリーエポキシ」でも十分でしょう。
修理でフィラーを使うなら、シリカシックナー(白)、キューセル(白)、ミルドグラスファイバー(透明)などがよいでしょう。

■フィッシングロッド、ウキ、ルアーの製作・修理

コーティングは「シルバーチップエポキシ」C15エポキシC44エポキシがおすすめです。
扱いやすく美しい仕上がりです。耐候性や耐黄変性にも優れます。
木材の下地固めには浸透性のよい「クリヤーコート」も使用できます。

■その他

その他ほとんどの修理などには「システムスリーエポキシ」「フィラー」で対応できるでしょう。

接着には、たれにくくて使いやすい「ゲルマジック」、 がおすすめです。

●FRPボートの修理
●カウル、FRPパーツの修理
●FRP成形 → 型取りには「離型剤」が必要です。
●陶器のひび割れ修理、欠け修理
●楽器の修理
●金属の接着には「メタルウェルド」がおすすめです。
●木材やコンクリートなどの防水には「S-1シーラー」がおすすめです。


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