システムスリー製品の使用例
ー 自動車ボディーの補修 ー
自動車のボディーのキズ、へこみの補修方法について解説します。
エポキシパテはポリエステルパテに比べて接着力が強く剥離が起こりにくいです。
- キズ、へこみ部分の下処理
- エポキシによる補修
- 仕上げ塗装
- システムスリーエポキシ(低粘度エポキシ樹脂)
- フィラー(シリカシックナー、マイクロバルーンなど)
- ゴム手袋
- ボディーの下処理 ⇒ サンドペーパー、ワイヤーブラシなど ・パテの塗布用 ⇒ パテナイフ、ヘラなど
・サンドペーパー、サンディングブロック
・仕上げ用塗料、塗装用ハケ
(1)状態確認
現状を確認します。この例では、ドア下を擦っていて長くへこんでいます。また、フェンダーにさびによる穴が開いています。


(2)下処理
ワイヤーブラシ、サンドペーパーなどを使ってさびを取り除きます。さびが残っていると腐食が復活することがあるので確実に取り除きます。地金が露出するまで行います。同時に汚れや油なども取り除きます。研磨が終了したらシンナーなどで拭いてきれいにしておきます。


(3)パテ付け
システムスリーエポキシにフィラーを混ぜてパテを作ります。(写真の例ではEZフィレットを使用しているので茶色のパテになっています)
エポキシパテをへこみに塗りつけます。このような大きなへこみは1回できれいにパテ付けすることは難しいので、最初は大雑把にへこみを埋める感じでパテ付けし、硬化してからまた作業するというように何回かに分けて行うとよいでしょう。
穴の部分は、もし可能であれば裏側から当てをします。今回は裏側からの作業ができない場所だったので、表側から無理やりパテを付けました。L型の小さいヘラのようなものを作って、穴を塞ぐように周囲の裏側にパテを付けるようにすると表からパテが付きやすい足掛かりを作ることができます。


(4)研磨
パテが十分に硬化したら研磨します。最初は180番程度の荒めのサンドペーパーで荒削りし、320番程度、600番くらいと徐々に小さい番手に変えていきます。最終的には1500番くらいの耐水ペーパーで水研ぎして仕上げます。必ずサンディングブロック(当て木)を使って研磨しましょう。当て木なしでは平滑に研磨できません。塗装がきれいに仕上がるか否かはこの研磨仕上げにかかっています。研磨がうまくできていないと塗装を何度繰り返してもきれいにはなりません。研磨は時間を掛けて念入りに行いましょう。
写真は耐水ペーパーでの仕上げの様子です。


(5)仕上げ・塗装

研磨が終了したらまずプラサフを塗布します。
プラサフが乾燥したら同じ色の塗料を塗布します。今回は自動車リペアー用のスプレー塗料を使用しました。スプレー塗装を上手に仕上げるコツは、薄く塗布して乾燥させてからまた薄く塗布する。これを何回も繰り返すことです。
下は補修後の写真です。元通りにきれいに補修できました。

