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ウッドカヌーの材料

カヌーの部分によってそれぞれ適した木を使う。
一般的に、プランク材には針葉樹、トリム材には広葉樹を使うことが多い。自作する場合は、その地域で手に入りやすい木材の中から選ぶとよいだろう。
以下カヌー作りに使われる主な材料を幾つか取り上げてまとめてみました。
木材についてはさらに詳しいページがありますのでご覧下さい。

木の種類長所短所用途
スギ、サワラ、ベイスギ(ネズコ)など軽い。加工しやすい。色も様々。長い材料がとれるスギは辺心材の色の差がはっきりしすぎるものもある。プランキングに適している
スプルース、エゾマツなど強度と重さのバランスがよい。長い材料がとれる。強くて、ヤニが少なく、弾力があり、木目は規則正しい。スギに比べるとやや重い(16フィートのカヌーで2〜3キロ重くなる)プランキング、ヨーク、ガンネルに適している
アッシュ(Ash)曲げやすい。丈夫で長持ちする。仕上げを美しくするには目止め材が必要。風雨にさらされると弱くなる。きめが粗い。トリム材(キール、ガンネル、シートフレーム、デッキ、ステム)に適している
オーク(Oak)ホワイトはレッドより曲げやすい。レッドは荒く、ホワイトはきめが細かい。木目は美しく、丈夫で耐久性もある。ハンドツールでは加工しにくい。仕上げが大変。重い。接着しにくいトリム材に適している
チェリー(Cherry)美しい。加工しやすい。軽くて強い。アッシュ材ほど曲がらない。長い材料をとれないトリム材に適している
マホガニー(Mahogany)(マホガニーの名前で60種類以上の南洋材が売られている)ハンドツールで加工しやすい。チェリー材より軽い。長い材料がとれる。仕上げを美しくするには目止め材が必要。良い品質のものは少ない。割れやすい物もあるトリム材に適している(ホンジュラスとアフリカ産の物が良いと言われている)

木目と木取り ストリプ材は普通右図のように、大きめの材料をまず切り出し、それを薄く切り分けていく。左図のように、木材のどの部分を使うかで、木目の様子も違ってくる。
図の上の場合、ストリプ材の木目はきれいに平行になっている。組み立てたときも均一できれいだ。そして、削るのは容易である。この木目は、柾目(Flat Grain)と言う。
いっぽう、下の場合は木目は平行には現れないが、色や模様の変化があり面白い。こちらの方は、削りにくく作業性は悪い。このような木目は、板目(Edge Grain)と言う。
ストリプ材には通常作業性の良い柾目のものを使う。


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