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ストリプカヤックの作り方

ここでは、ベアマウンテンスタイルのウッドストリプカヤックの作り方を簡単に紹介する。
自分で作ろうという方やもっと詳しく知りたいという方は、ぜひ「カヤッククラフト」をご覧下さい。
カヤック作りの基本的な手法は、カヌーのそれとほとんど同じである。
大まかな手順は次のようになる。

  1. 設計図について
  2. ストロングバックの組立
  3. モールドのセット
  4. ステムの作成 
  5. シアクランプの取り付け
  6. ハルのプランキング
  7. ハル外面のサンディング
  8. ハル外面のFRP加工
  9. デッキのプランキング
  10. ハルとデッキの内側の仕上げ
  11. コクピットとハッチの加工
  12. サンディングとバルクヘッド、ラダー、シートの取り付け
  13. ハルとデッキの接合
  14. 外面のニス塗装
以下手順に従って説明していくが、ストリプカヌーの作り方と重複する部分は省略している。
「ストリプカヌーの作り方」の該当するページを参照下さい。

1.設計図について

図面詳細 まずは設計図を正しく理解しなければならない。
オープンデッキカヌーとの一番の違いは、ハルとデッキ部分から出来ている事である。また、大抵のカヌーは前後対称であるがカヤックは前後が対称ではない。
カヤックはハルとデッキを別々に作り、後で組み合わせる。

2.ストロングバックの組立

ストロングバックの全長は、カヤックと同じくらいでよいだろう。
合板で作る箱形のものが一般的。合板は12mm厚のものでも良いが、しっかりしたものを作るなら15mmか18mm厚のものがよいだろう。

3.モールドのセット

モールドのセット モールドの作り方やセットの方法はカヌーと異なる。
カヤックのステーションモールドは、図のように1枚のモールドでハルとデッキを作るようになっている。ストロングバックへの取り付けはモールドエクステンションと呼ばれる板を介して行う。
ストロングバックに取り付けるブロック材の位置もカヌーの場合とは逆になる事に注意。
ステムモールドは、デッキラインでいったん切り離し、再び板でつなげておく。
ステーションモールドとエクステンションの接続を正確にすることと、ストロングバックに取り付ける位置を間違えないようにすることがポイントだ。

4.ステムの作成

ステム カヤックのステムは、バウ側とスターン側では形が全く違う。
バウステムはカーブが緩いので、良い材料であればスチームで蒸さなくても曲げることが出来るだろう。逆にスターンステムは非常にカーブがきついので必ずスチームで蒸さなければならない。しかも木目の通った良い材料を選ばないと折れることもあるので注意が必要だ。
カヌーのステムは、インサイド、アウトサイドとも3枚ずつであるが、カヤックの場合はインサイドが4枚、アウトサイドが2枚とする。
各ステムは曲げ加工を行った後、エポキシ樹脂接着剤で接着する。
出来上がったインサイドステムはステムモールドに取り付ける。



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