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セール

カヌーにセールというとピンとこないかもしれないが、実はカヌーでセーリングを楽しむことは昔は非常に盛んであった。カヌーの本場北米では今でもカヌーセーリングを楽しむ人は多い。

カヌーには少しの改造でセールを取り付けることができる。リグの種類は非常に多いが、カヌーにはラテンリグというスタイルのセールがよく使われる。ラテンリグは、効率が良く、作りが簡単なので好都合なのだ。

リグの種類は非常に多いのでそれぞれについて詳しく説明するのはとてもできない。このページではラテンリグについて簡単に説明しようと思う。

実際に作ってみたい方は専門書をご覧になられることをおすすめする。アメリカではカヌーのセールについての非常に詳しい専門書も数多く出版されている。

カヌーの長さとセールの面積の目安
カヌーの全長セールの面積
16フィート以下45平方フィート(約4.2平方メートル)
17〜18フィート60平方フィート(約5.5平方メートル)
18.5〜20フィート80〜90平方フィート(約7.4〜8.4平方メートル)

セールの詳細 マストはスォートから少し上くらいの所が最も太くなっている。
下は四角いホゾを作る。ホゾは堅い木で作ったマストステップに差し込んで固定する。
ジャウは、堅い木から切り出すか、金属性の丸棒で作ることもできる。ジャウはボルトでしっかりと取り付けなければならない。
ギャフとブームは繋がなくてはならないが、最も簡単な方法は、図の様にL型の金具を使う方法である。ジョイントはスムースに動かなければならない。
マストは舟の先端から3-1/2フィートほどの所に立てる。丸い穴を空けたマストサポートスォートを使用するが、風でマストが浮き上がらないように工夫しておくと良い。(クサビで固定するなど)
舟が横方向に流されないように、リーボードを取り付けなければならない。片側に1枚取り付けるだけでもかなりの効果があるが、両サイドに2枚取り付けるとさらに効率がよいだろう。
シングルボードは、長さ4フィート。上から2/3フィートの所でネジ止めする。幅は9インチ、厚さは中央で7/8インチくらい。端は3/8インチくらいに中央が膨らんだ形にすると良い。
2枚取り付ける場合は、長さ38インチ、幅8インチ、厚さ3/4インチくらいにする。
カヌーへの取り付け方法は図を参照のこと。リーボードは簡単に上げ下げ(回転)できるよう工夫しておかなければならない。
リーボードの最も効率の良い取り付け位置は、実際に試してみないと分からない。
船首が風下に流されるようなら、リーボードの位置が後ろすぎるので前に動かすと良い。


ロープの張り方 この図では、セールの上げ下げとブームの操作を、1本の長いロープを使って行っている。
マストの先端とバウデッキにアイボルトを取り付け、これを通してブームを引っ張り上げる。このロープはいったんスォートのあたりに固定する。そこから、マストの下部と下のブームの先から2-1/2フィートあたりに取り付けたアイボルトを通して、ブームを操作する。

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