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パドルの作り方

パドルは様々なデザインがあり、誰でも簡単にデザインでき、しかも作ることができる。

■材料

パドルの材料としては特にこだわる必要はないかもしれない。
実際様々なパドルが市販されている。アッシュ、チェリー、メープル、シダー、スプルースなどがよく使われる。
シャフトの部分にはアッシュのような粘りのある木が適している。

■作り方その1・・・・・1枚の板から削り出す方法

パドルの作り方 1.パドルの長さやデザインを決め、材料となる板を用意する。(板の厚さは30ミリくらいがよい)板の表と裏に正確にセンターライン(パドルのセンターになるライン)を引く。

2.センターラインに対して対称になるようパドルの形を下書きする。

3.バンドソーやジグソーでパドルの輪郭を正確に切り抜く。

4.断面にセンターラインとブレードの厚さになるところに補助線を入れる。

5.あとはひたすら削って形を作り出す。センターラインや補助線を見て、表裏左右とも対称になるように注意する。

6.形が出来上がったら、サンドペーパーで表面を滑らかに仕上げる。(はじめは#100くらいで仕上げに#220くらい)

7.油性ニスで仕上げる。1回だけでなく、乾いたら磨いて更に塗ることを数回繰り返すと艶がでてとてもきれいに仕上がる。


■作り方その2・・・・・細長い材料を張り合わせる方法

上図中のように細長い材料を張り合わせる。
材料は隙間が空かないように正確に加工し、エポキシ接着剤で張り合わせる。(水が浸みると離れるので水性の木工用接着剤は使わない方がよい)
色や種類の違う木材を交互に張り合わせると見た目も美しい。
張り合わせる材料の数や幅や形などを工夫すればデザインは無限に考えられる。
接着した後は、上で説明したと同様に加工すればよい。

製作途中のパドル 完成したパドル
(写真上)実際の製作途中の様子と完成品。これはスギ材を使用した。

■作り方その3・・・・・薄板を張り合わせる方法

上図(下から2段目)のように、厚さ10ミリほどの板を3枚張り合わす方法もある。
接着にはエポキシ接着剤を使う。張り合わせた後は上と同様に輪郭を切り抜き加工すればよい。ブレード部分は段差がなくなるように滑らかに加工する。

■補強

ブレードの先端部は傷が付きやすいので補強しておくと良い。
上図(下)のように先端部にファイバーグラスクロスをかぶせエポキシ加工する。樹脂は数回塗り重ねて厚くしておく方がよい。
ブレードを張り合わせて作った場合、強度的に心配ならブレード全体にファイバーグラスクロスを被せてしまう方法もある。
仕上げのニス塗りはエポキシ加工の後にする。

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