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丸木舟の作り方

丸木舟を作るのはかなり骨の折れる仕事だ。しかし、作業自体は単純である。
別に難しい技術など何も必要ない。
丸太を削って舟の形にすればよい。ただそれだけである。
しかし、これで話が終わってもしょうがないので、もう少し詳しく説明してみることにする。
数千年の長い歴史の中で、いろいろな方法が発見されている。


作り方

作り方 1.丸太を切り倒し、舟の長さを決める。

2.舟の上下を決める。年輪のつまった比重の大きい方を底部にする。
熱帯の成長の早い木は、年輪ははっきりしないし密度も場所によってあまり差はない。

3.外形を削り出す。

4.中をくりぬく。ひたすら削るのみである。チェーンソーで縦横にたくさん切れ込みを入れ、ノミやハンマーで割っていくと早い。
中をくりぬいたあと船幅を広くしたい場合良い方法がある。
くりぬいた所に水を溜め、そこに焼けた石をたくさん入れて水を沸騰させると木が柔らかくなる。そこを押し広げれば良い。横木を入れて固定しておくとさらに良い。
今ではチェーンソーなど便利な道具があるが、昔は使える道具と言えば石の道具のみであった。
マオリ族の全長20メートルを超える大型のカヌーでさえも、石器だけで作られたという。
カナダ太平洋岸のカヌーなど、初めに底を平らに削り安定させて作る。
中をくりぬくとき、火であぶって焦がし、炭になったところを斧で削る方法もある。


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